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世界最高水準の性能でコンパクトな直流電圧標準器を産総研様と
共同開発
2015年6月24日
経時安定度は±2 ppm/年、温度安定度は±0.03 ppm/℃を持つ
新しいコンセプトの直流電圧標準器を開発
6900

株式会社エーディーシーは、国立研究開発法人産業技術総合研究所様と共同で、経時安定性と温度安定性がともに世界最高水準で、コンパクトな「直流電圧標準器 6900」を開発しました。
今回開発した6900は、基準源となる電圧標準部の精密測定に量子標準を用いる手法と、回路のノイズ対策、断熱実装、モジュール化技術を駆使することにより実現しています。
この6900は、メーカーの研究開発現場や品質管理部門、大学、研究機関、校正機関などでの高精度の電圧測定が可能になるとともに、校正業務の飛躍的な効率化が期待されます。

6900

今までの標準器では、電源を一度切ると、再び電源を入れてから安定して使用できるまでに相当な時間がかかってしまうことが一番の問題点でした。さらには、標準器の電源を切ると直近の校正値が保証されなくなるため、高い精度でのトレーサビリティを必要とする場合には、校正を改めて行うことが必要でした。
今回開発した6900では、小型脱着式モジュール(本体)と複数の拡張ユニット(バッテリ・パック)の構成を取ることで、一切電源を切らずに40時間以上の駆動ができます。本体を拡張ユニットに装着すると、AC電源に接続しなくても長時間バッテリ駆動で標準電圧出力を得られるため、AC電源からの雑音が重畳しない正確な測定が行えます。
また、従来より大幅に小型化した本体は20分間の電源保持ができるバッテリを内蔵していますので、必要な場所毎に拡張ユニットを用意しておけば、電源を保持した状態で本体だけを移動させることができます。本体を拡張ユニットから抜き出し、別に用意された拡張ユニットに差し込むことで連続した校正業務ができるため、業務の大幅な効率化が期待されます。

6900

基本性能
出力電圧: 7.2V、10V
経時安定性:
(23 ℃±1 ℃において)
±2 ppm/年(10 Vの場合)
±1 ppm/年(7.2 Vの場合)
温度安定性:
(15 ℃〜35 ℃において)
±0.03 ppm/℃(10 Vの場合)
±0.02 ppm/℃(7.2 Vの場合)
稼働時間: 内蔵バッテリ 稼働時間 20 分
拡張ユニット装着時 40 時間
外形寸法:

本体
約(幅 120 mm×高 110 mm× 奥行 200 mm)

拡張ユニット
約(幅 212 mm×高 150 mm×奥行 450 mm)

重量: 本体:約 2 kg
拡張ユニット:約 10 kg
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