8250A光パワー・メータは、光ディスク用のLD、光ピックアップ、ドライブ装置などの研究開発から生産ラインに最適なベンチ・タイプの光パワー・メータです。
0.001 dB分解能で5½桁表示、さらにGPIB、USBインタフェースを標準装備していますので容易に自動化システムが構築できます。
光センサは、4種類(汎用、青紫用、高出力、3波長用)、2形状(薄型、円筒形)の9種類を用意しました。3波長用センサ82314B/82314BW/82324Bは、405 nm帯、650 nm帯、780 nm帯を一つのセンサで測定が可能、青紫用光センサ82312B/82322Bは、405 nm帯で平坦な波長感度特性、低入射角依存性を実現し、高出力用光センサ82313B/82323Bは、200 mWまでの高出力測定が可能です。
また、生産を中止しました旧センサやTQ8210/TQ8215シリーズ用の光センサも使用可能です。
● 用途別に光センサを豊富に用意
• 405/650/780nm帯の3波長に対応する光センサ
• 405nm帯レーザの測定に青紫用光センサ
• 高出力レーザの測定にハイ・パワー光センサ
• 低価格な汎用光センサ
• いずれの光センサも薄型と円筒型を用意
• TQ8210/8215用の光センサも使用可能
● 405/650/780nmに対応した光パワーの波長校正が可能
● 5½桁、0.001dBの高分解能を実現
● 自動化に最適なGPIB、USBインタフェースを標準装備
Blu-ray DiscやDVD、CDなど、光ピック・アップの生産ラインの自動化向けに最適な光パワーメータです。
デジタル・インタフェースとしてUSBやGPIBを標準装備していますので容易に自動化システムの構築ができます。
また、USBの最新ドライバやサンプル・ソフトウエアが弊社のホームページからダウンロードできますので自動化のための作業も簡単に行えます。GPIBは、既存の計測システムへの対応が容易にできるインタフェースです。もちろんリモート・コマンドは、従来機種のTQ8215と共通化されていますので、プログラムもそのまま使用できます。
低ノイズ設計と高分解能のA/Dコンバータを使用し、微少な変化も見逃さない0.001 dBという高分解能で測定できます。
表示部は、明るい5½桁表示で、周りの環境が明るくても、はっきりと見える自発光の蛍光表示管を採用しています。もちろん、システムとして使用する場合は、表示部を消すことも可能です。
青紫レーザを正確に測定するために、82312B/82322B青紫セン サは、波長感度を可能な限り平坦化しています。したがって、測 定のたびにいちいち感度補正をする手間が省け、つねに高精度な 測定結果が得られます。
Blu-ray Disc用 の405nm帯 や、DVD用 の650nm帯、CD用 の 780nm帯のそれぞれのレーザのパワーを一つのセンサで測定できる82314B/82314BW/82324Bが用意されています。とく に、400〜420nmの範囲では、波長感度を平坦化していますの で感度補正は不要で、その他の波長においても、センサ内に波 長感度補正値を内蔵していますので面倒な操作をせずに使用でき ます。
CD-RWなど、書込み型のレーザーは、ピック・アップ組込み状態 でもピークで100mWを超えます。82313B/82323Bは、最大 200mWまでのパワーが、測定できる高出力用センサで、ビーム径0.1mmにおいても約200mWまでのリニアリティを持ち、高精 度な測定が可能です。
390nm〜1100nmまで、 広い波 長 範 囲で 使 用できる安 価な 82311B/82321B「汎用センサ」が用意されています。 校正波長は780nmで、補正値はセンサ内に内蔵しており、他の 波長での感度補正もオプションで取得することが可能です。
いずれのセンサも、光ピック・アップが組込まれた内部の隙間で の光パワーを測定する薄型センサと、ファイバなどからのパワー を光学系ベンチなどで測定する円筒型センサの2種類が用意され ていますので、用途によって選択できます。
※ 上記に入力しきれていない仕様および注釈等がございます。詳しくは『資料ダウンロード』よりカタログをダウンロードしてお確かめください。
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