IRメータは、小型の筐体に2 スロットを搭載可能にしたメインフレーム「4000」に1 チャンネルのIR メータ・ユニット「40051/40053」および2 チャンネルのIR メータ・ユニット「40052/40054」を組み合わせて装着することができますので、1 台で1~4チャンネルまでの構成が可能です。
近年、部品市場の生産ラインでは製品の製造と検査のタクト向上が必要不可欠です。そのためライン用の計測器は、測定のスピードアップ、多チャンネル化、省スペースなど各社のラインに最適な機能が常に要求されています。
このIRメータは、モジュラ化することによって、これらのお客様のご要望に応えることが可能です。
2Uハーフサイズの筐体に2スロットのユニットが
搭載可能なメインフレーム
4000用 微少電流/超高抵抗計モジュール
2スロット・モジュラ計測器4000は2Uハーフサイズのメインフレームで、0.7U ハーフサイズのモジュールを2スロット挿入可能です。
インタフェースはUSB/GPIB/LAN/RS232を装備しておりパーソナル・コンピュータやプログラマブル・コントローラに接続して、電子部品の開発評価や生産ラインの検査システムを構築することが可能です。
4チャンネルのハンドラ・インタフェースによって自動機とのタイミング・コントロール、およびモジュールで測定/判定した結果によるデバイスの選別を行うことができます。
検査ラインではシステム・ラックに組み込んだ状態でモジュールの交換、フロントパネルのUSBからの動作確認などシステムセットアップ、メンテナンスを簡単に行うことができます。
また、5 V/200 mA の電源を持った8ビットのデジタルI/O により簡単なリレーコントロールや任意の信号発生が可能です。
40051/40052/40053/40054 IR メータユニットは2スロット・モジュラ計測器4000に装着して使用する0.7Uハーフサイズのモジュールです。
40051/40053 は1 チャンネル、40052/40054 は2 チャンネルのIR メータでコンデンサなど大容量試料の電流測定に最適な積分方式の電流計です。
電流測定範囲は10 fA ~ 3.2 mA で、40051/40052は±200 V/3.2 mA、40053/40054は+300 V, -100 V/3.2 mAの直流電圧発生器を内蔵しています。そのため、312 Ω ~ 3x1016 Ω の抵抗測定が可能です。
高抵抗の試料を測定する場合に問題となるコンタクト状態を判断するため、容量(C) 測定によるコンタクト・チェック機能を備えています。
そのほか、生産ラインの自動機からコントロールするためのハンドラ・インタフェースを備えています。
※ 上記に入力しきれていない仕様および注釈等がございます。詳しくは『資料ダウンロード』よりカタログをダウンロードしてお確かめください。
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